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2017.02 Archive

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世界有数の科学都市として知られるヌンバーニに、新たな寵児『エフィ・オラデレ』が旋風を巻き起こす―― 

ロボット工学と人工知能の分野で数多くの成果をあげた天才科学者は、まだ11歳の少女です。
そんな彼女は先月アダウェ基金の助成金を獲得し、今後の動向に注目が集まっています。

今週の「ヌンバーニ・スポットライト」では、エフィに直撃インタビューを敢行しました。


―まずは、受賞おめでとうございます。今どのようなお気持ちですか?

最高です!全然期待していなかったので、受賞にはすごく驚きました。最初は冗談かと思ったくらいで――友達がからかっているのかなって。受賞から一週間たった今でも現実味がないけど、とても嬉しいです。学校の自由研究で賞をもらった時なんて比べ物にならないくらい!

―なぜロボット工学と人工知能の道を選んだのですか? 

昔からずっと興味を持っていたんです。お母さんとお父さんに初めてロボットのセットをもらったとき、小さいドローンを造ることに夢中になって。うまくなってきたら、今度はお家のお手伝いをやってくれるロボットを造り始めたんです。両親は「ずる」だって言うけど、そんなことないですよね(笑) 

私は、みんなの生活を助ける物を造りたいんです。OR15みたいな、人々の安全を守るロボットを造り上げることが夢ですね!

―その歳ですでに数多くの実績をあげていますが、何か秘密はあるのでしょうか?

特にそのようなものはないですが、とにかくやるだけです!でも、私の場合は両親が反対しなかったので良かったとは思っています。ロボット造りは汚れることもあるし、お金がかかるから。

―お金と言えば、助成金を何に使うか決めていますか?コンピューター?それとも大学の学費?

そうですね...決めてはいますよ。

―教えてくれないんですか?

今はまだ秘密です。でも、お祝いに両親が旅行に連れて行ってくれるんですよ。初めて飛行機に乗るのでとても楽しみです。