MULTIPLE PATHS
ステルスアクションである本作がインスティンクトや変装、様々な暗殺方法など、これまでに紹介した要素を組み合わせどのように進行していくか改めて流れで追っていく。
上下左右に広がる数々のルート
廃墟となった図書館を進む47。図書館という閉ざされた空間、壊れかけた本棚やうず高く積まれた本の数々。そんな狭いステージの中さらに多くの警官が47の影を追い警戒体制を取っている。これだけ多くの敵に発見され蜂の巣にされれば、47といえども無事では済まないだろう。ここから無事逃れるには本棚やカウンターの影を上手く利用し、時には朽ちた壁を伝って姿を見せずに出口へと進む必要がある。ステージを冷静に観察し、慎重にルートを選択すれば必ず活路が見出せるだろう。
インスティンクトモード
多くの敵が行き交う場所で頼りになる「インスティンクトモード」だ。インスティンクモードを発動すると、ターゲットやマップ上のキャラクター、干渉できるオブジェクトなどがハイライトされるが、他にも巡回する敵の進行ルートが可視化される。敵が進むルートに炎のようなラインが表示され、これにより進行ルートを予測し、敵を避けながら進むことができるようになる。
ブレンディングとハイドポイント
変装は同じグループに属する対象に一定時間観察されることで正体を見破られてしまう。素早く視線の外に移動するか、「インスティンクトモード」の「ブレンディング」を使ってやり過ごすことができるが、「ブレンディング」の発動にはインスティンクトゲージを消費する。ゲージがなくなれば即座に正体を見破られ攻撃を受ける。
マップに設けられたハイドポイントを活用すれば、インスティンクトゲージを消費することなく敵をやりすごす事ができる。ハイドポイントにいる限りどれだけ近くに敵がいたとしても、変装を見破られることはない。
写真はハイドポイントで多くの敵をやりすごす47。ハイドポイントではシチュエーションに応じた行動をとることで敵の目を欺く。
オブジェクトを活用しよう
敵に限らずマップ上のキャラクターは独自の思考を持ち行動している。マップ上にあるオブジェクトを上手く活用すれば敵の注意を引きつけることが出来、その隙を利用すれば敵陣のど真ん中であっても姿を見せずに進むことができるだろう。
手に持てるオブジェクトは武器として利用し敵にダメージを与えることができる他、好きな場所に投げることもできる。オブジェクトを投げることで、その周囲にいる敵の注意をひきつけることができるだろう。
ラジオのスイッチを入れたり、ヒューズを落としたりすれば、敵が確認にやってくるだろう。他にも監視カメラを操作したり、扉を開閉したりすることもできる。
マップ上で注意しなければならないのは敵だけに限らない。銃を手に持ち武装していたり、立入禁止エリアに近付いたりすれば一般市民が騒ぎだし警察官がやってくる。逆に群衆の中に紛れ姿を隠すこともできる。一般市民を上手く味方につけよう。
姿をみせず、騒ぎを起こさず華麗に目的を達成するには、人や物、環境など周囲に存在するすべての要素を臨機応変に組み合わせてマップを攻略していく必要がある。