中国の一大開発地、ヘンシャ島を中心に活動する多国籍バイオテクノロジー企業。
シリコン製人工義肢のデザイン・製作会社として、1977年、上海で設立された。現在は人体拡張ハードウェアの製造・販売を専門としている。1980年代を通じて、タイヨン社は中国国内に2つの工場を抱える中規模会社へと成長。マーケットは東南アジア全域へと広がった。2017年には、野心的なヘンシャ島プロジェクトへの参加を求められ、当地に本社ビルを建設するに至った。
同業のサリフ・インダストリーとはライバル関係にあるが、オーグメント産業の独占を目指すタイヨンには産業スパイや非合法な手段での妨害活動など悪い噂が絶えない。