ベイビー・パナイ
ベイビー・パナイこそが楽園の島パナウを圧政と腐敗に満ちた地獄へと導いた張本人。現在はパナウ共和国の元首である。
あまりの無能さゆえに、各国の諜報部員には軽視されてきた。父親である前大統領パパ・パナイを暗殺した疑いがあり、予想外の事態で権力の座についた。
国の統治は二の次で、己の欲望を満たすために軍を動かし、自らを崇拝対象とするよう国民に強制しているファシストだ。他国からきたエージェントが動乱を扇動していることを知り、リコを追い詰める。
スリ・イラワン
パナウで活動する反政府組織「ユーラ・ボーイ」の指導者。
イラワンは大学出のインテリで、天性のカリスマ性をもって組織を大きく成長させた。イラワンの信条はただ1つ「力」である。彼はユーラ・ボーイの血に飢えた戦士たちを手なずけるために、民族主義者を装っているようである。
ボロ・サントシ
パナウで活動する革命勢力「リーパー」の指導者。
代々革命家を輩出してきた家に生まれ、共産主義革命の歴史を妄信している。もっとも、多くの者は彼女の思想の根源が「金と力」にあると考えているようだ。だが、彼女のリーダーシップは揺るぎないものであり、情熱的なスピーチに魅了され、革命への賛同者が後を絶たない。
ラザク・ラズマン
パナウで活動する反政府組織「ローチ」の指導者。
前大統領パパ・パナイのよき友人であり、後援者であったがそれも今は昔のこと。ローチのビジネスは非合法なものばかりであるが、パナウで最も影響力のあるビジネスマンの1人として、いつか彼が島を統治してくれるのではないかと期待する声もあるようだ。
